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アニマンダラ★生命の己読みBLOG

生命進化に見るココロのカタチ・アニマンダラ関連の事項を綴ります。

新・生命主義『アニマンダラ』

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皆さま、如何お過ごしでしょうか?

 
アニマンダラの天海ヒロです。

 
2017年 フェニックスが舞う酉年の、春分の日

  
アニマンダラのブログを公開することにしました★
  

 

(そもそもアニマンダラって何よ、という方は
 こちらのアニマンダラのWEBサイトをご覧ください。)

Animandala | 生命進化に見るココロのカタチ・アニマンダラ

    

昨年から今年にかけて
全5回シリーズレクチャーを行ったことで
アニマンダラもようやく
軸、基盤を確立できたと感じています。
  
   
アニマンダラは
内骨格的な意識進化を表現していくことが大事なので
やはり、思考においても中心軸=背骨が大事。
 
  
今までは、"背骨の育成" だけに
どちらかというと "硬い表現" に偏っていましたが
そろそろ脊索から背骨に育ってきたので
その作業はここで一息。
 
(脊索:背骨の原型で、まだ柔軟な棒状の組織。
    初期の内骨格動物の主軸となった器官。)
  
 
これからは幅を広げ、硬軟織り交ぜ
骨と肉のダブル展開を予定しています。
 
  
さて、今回はそのブログの第一回目。
 
 
最初なので、アニンダラとはなにか?


それを無理やり、一言で表すことに挑戦してみます。
 

    
命について徹底的に想いを巡らせ
 感じていくことは
 人間を、世界を、宇宙を、そして
 私自身の存在を掴み取る=知ること。だ!』
    
    
ぬぬ・・・こんな感じかな?
  
 
これは、
 
 
"私" とは、"生命" である。

 
言葉にすれば、
そんなシンプルで当たり前のことを思い出し
しっかり深く認識することが、
自分や世界を深く知ることの本当の鍵だよ!
というものです。
  
 
そう、なんです。
 

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私たちが生命であるのは当然なのですが
しかし、
日常的にその鍵に目を向けている方は
そう多くはないのではないでしょうか。
 
  
でも、この部分に目を向けることで
私たちを取り巻く有機的つながりの
流れが見えやすくなり
     
結果的に私たち自身や、社会のことや、人間関係、
その他、様々なことがわかりやすくなります。
 

様々な事柄について
色んな知恵や知識、技術、経験があっても
 
"生命"という根っことの繋がりが希薄で
そこから見ていく視点がなければ
 
断片的な知識の積み重ねになり、ともすれば 
表面的な技術や知識の奴隷になってしまうことも。

 
  
アニマンダラは、生命原理を起点にすることで
世界を有機的に表現する
新しくも根源的な、新・生命主義を提唱します。
  
   
それは古くて新しい、知的アニミズム
知的トーテミズムとも表現できるものです。

 

こう書くと、

なんだか壮大な感じに思われるかもしれませんが

 

むしろ生命原理は、私たちの生きる現場、

生活の一瞬一瞬、あなたと私との日常的な対話にも

無意識を通して一つにまっすぐ繋がっているものです。

そして、古代から現在まで

一貫して変わらない、隠された領域でもあります。
 
 
すんごく乱暴に言えば、

    

生命と本気で向き合うと、

様々なことが深くよく理解できるようになる。

でもそれって、本当はすごいことじゃなくて

実は当たり前のことなのかもよ。

 

という感じでしょうか。

 

そして、もしそんな感覚を
お互いに共有できたら、人間もっと豊かになるのでは?

  
ひょっとすると
現代的問題の解決のヒントもたくさん見つかるかもよ?

  

と、いうものです。

 

生命原理を本気で起点にすると
世界の見え方、パーススペクティブが変わり
それまで盲点だったことが見えてくることが
往々にしてあります。
 
 
と、、熱く主張したところで、
この言葉に感覚的に頷ける方もいれば
違和感を感じる方、ピンとこない方も
きっといらっしゃると思います。f^_^;)
  
     

でも、こうした生命原理から世界を読み解く
という発想自体は、
必ずしも、そう突拍子もないものでもありません。
    
      
先住民など、
自然と共に生きた人たちにとっては
ごく素朴な思想です。
  
 
自然との一体感、生命と共にある
という生き方をする彼らにとって

  
命の原理から世界を読み解くことは
日常的に生きることそのものでした。

    
こうした思想体系を文化的に総括したものを
アニミズムと言います。
  
  
しかし、私たち文明人は自然と遠く離れていて
あらゆる意味で彼らと対極に存在しています。
 
 
先住民と書くと、原始的、古い、愚か、失われた世界、
等々、そのように連想する方もいらっしゃるかもしれません。

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物質的、表面的には、私たちは
彼らより豊かだと言えるもしれませんが

 
対極の文化として発展した我々は、
同時に彼らが持っている豊かさを
その代償として失っている、とも言えます。
  
 
また、知性においても、
形状や記憶テスト的なIQテストでは
現代人よりも平均して遥かに高い得点を出す
ということが実験で確認されています。
彼らは愚かではないのです。
 
 
むしろ現代人が見失った、
人間の複雑な無意識と連動した
独自の創造的知の形態を持っていました。
 

   * * * * *
 
この辺りのことに先進的に気がついた思想家に
クロード・レヴィ=ストロースという社会人類学者がいます。
  

ストロースは、こうした知の形態を
野生の思考」として発表し、

それは、近代思想の一つである
構造主義を生み出す契機となりました。

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野生の思考は、西洋的知性を乗り越える
新たな知のヒントとして着目されましたが、
 
時代的に早すぎたのか、表層的な理解のされ方をして
その知恵は十分に生かせているとは言えないでしょう。

 

むしろ、今、再注目され始めています。

  
また、先住民のような
自然とともに生きる人々の世界だけでなく
逆に先端分野においても
生命に学びなおすという流れが進んでいます。
 
     * * *
 
工学の世界では、バイオミミクリー・テクノロジー

(生体模倣技術)が注目されています。

 

www.ted.com


難解な技術的課題を、生命を観察し

模倣しなおすことでブレークスルーする。 

 
工学は、西洋では人間の自然に対する知性の勝利として
しばしば表現された代表的分野でした。

 

ところが、行き着くところまで行き着いた時

 
彼方に飛んだつもりの孫悟空
まだ釈迦の手の内にいたのに気がつくように、
生命の奥深さに圧倒され始めています。

 

更にバイオミミクリーは、思想、哲学にも影響を与え
特に経済システムにまで踏み込んだ
生体社会論」というものまで登場しています。

 
    * * *

 
一方、心理学の分野でも

認知心理学、行動心理学の一分野で、進化心理学という
人間の認知的働きを生命プログラムから捉える分野があり
今では心理学の基礎となってきています。
  
   
物理学の分野では
素粒子論が一つの山場を迎えつつありますが
この先には、素粒子レベルの仕組みと
生命現象に関する様々な知見が立ち上がっていくでしょう。
  

現在、量子力学によって
生命現象を解き明かすという試みが複数ありますが

 
私は、"観測者問題" をきっかけに
量子力学 ➡ 生命現象解明 というベクトルが逆転して
新たな生命観が立ち上がることになるだろう、
と予感しています。

 
これらは、
個々の問題解決の果てに生命に学び直す、ということが
広い分野で起きている、そして起こるだろう例の幾つかです。

   * * * * *

 
アニマンダラは

このような学術やテクノロジー分野を視野に入れつつも

もっとずっと個に引き寄せた生の領域、

 

 私とは? 人間とは? 生きるとは?

  
といった視点を大切にします。

  

存在論から始まる、より統合的で抽象化された

生のビジョンの構築を目指します。

  

なぜなら生命こそが

 "存在" を体験する主体そのものであるからです。


アニマンダラは

生命主義で展開していく、新しい人間観、宇宙観なのです。