アニマンダラ★生命の己読みBLOG

生命進化に見るココロのカタチ・アニマンダラ関連の事項を綴ります。

Animandala2019🐋第1回レポート‣そして第2回へ


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ブログの更新は、なんと1年ぶり…‼ となりますが

おかげさまで公私共々、充実した1年を送っておりました。

皆さま如何お過ごしでしょうか?☺

 


この1年も単発のイベントを数回開催してまいりましたが
 
令和に入り、5月25日から、

アニマンダラ新シリーズレクチャーがスタートしました!


 
 
Animandala 2019 ~ 始原のクジラが囁く新たな人間の姿 ~
 
内なる巫女と審神者の邂逅・そしてホモ・アニマの誕生へ

▶ アニマンダラ2019 | Animandala 





久しぶりのシリーズレクチャー。

そして、新たな切り口に取り組もうとしたこともあり

第1回は、幾分緊張しながらのスタートでした。
 

 

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今回は『感じる・考える🔛内巫女・内審神者』という

シンプルなナイフ1本で潜象世界に踏み込み

本質を掘りながら、同時に掘った盛り土で、現象世界と繋いでいく

という
スタイルで、お送りしています。




予定通りであれば、前シリーズより内容を深めながらも、

一方でわかりやすさも出てくる・・・ハズ。当社比(笑)と。
 
 
 

  

※ちなみに『 感じる・考える / 内巫女・内審神者 』なんじゃそりゃ?

という方は、まずは イベント案内ページ をご覧ください。
 


 

本シリーズの特徴は、この素朴すぎて、思考停止にすら

陥ってしまいそうな
キーワードの裏にある深さを顕在化させ
 
先程の例えなら、鏡のように磨き上げられたナイフのブレードに
 
さまざまな世界の断層を映し出し、
 
深淵と人生を繋ぐ風景を削り出してみることに焦点を当てています
 
 
 
 

 

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実際に、感じる考える 🔛 内巫女内審神者 の視点は、
 
それを可能にしてくれるようです。
 
 
 
ブレードには、
 
内なる女性性と男性性 から、動物意識と人間意識 、自己意識と他者意識 、

反進化と進化 、ホモ・デウスとホモ・アニマ まで、
 

あるいは、ベルクソンの純粋持続と間延びした時間 や
 
カルロス・カスタネダのナワールとトナール、

独自の宇宙論を展開する半田広宣氏の ヌーソロジーの概念である

等化や中和、次元観察子ψ9-10 など、様々な
ものを映し出すことができ

 
 
 
それらは 根源的女性性と男性性の交合 として、語りかけてくれます。



 
そんな面白さを伝えていく・・・
本質的にはこれまでのアニマンダラの延長ですが

それを
うまく繋げてお伝えできるか? 表面はマイペースを装いつつ、
 
内心は少しだけ緊張し、第1回のスタートを切りました。
 
常連の方々がいらっしゃる一方、初参加も多く、果たしてどうなるか?
 
と、少し心配でした。
 
 

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でも、懇親会で初参加者の方たちから、
 
『密度が多くて、ちょっとボーッとなったけど、分かりやすくて面白い!』との趣旨と
 

思いのほか核心を押さえた感想をいただけて、まずは、ほっと胸を撫でおろしました。

 
 
また、常連の方々は、これまでのアニマンダラから連想しながら聞いてくださったようで
 

それぞれに関心の広がり方や、焦点の合った部分に個性が出て

様々
な角度の感想を聞かせていただきました。
 

『アニマンダラの前シリーズは、その概念を駆け抜けた感じだけど、
 
 今回は確かめながら進む感じ』 との感想もありました。

 
 

第1回として、良いスタートが切れたのではないかと思います ☺

 
 

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ホモ・デウスからスタート

 

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第1回の導入は、ベストセラー書籍、ホモ・デウスと、


その対象概念である、オリジナル概念、
ホモ・アニマ(ヒト)の描写からスタート。
 



『ホモ・デウス』は、IT系の方やビジネスマンに人気があるようですが
 

会場で、この著書を読んだという方は少数でした。
 
そこで簡単に、ホモ・デウスを要約説明。
 


 
ホモ・デウス は、今日の人間意識の延長上に、

論理的、合理的に予測 される、AI、バイオテクノロジー時代の、
 
新たな人間のあり方を歴史学者の著者が描写したものです。
  



ホモ・アニマ は、その対象概念。現在の人間意識の延長上ではなく

 

反転した意識アニマンダラにおける

内骨格進化、“ 自覚されない希望 ” が導く存在 です。


 

 

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 ホモ・デウスとホモ・アニマを導入としたのは、

リーズの方向性をわかりやすく提示できるキーワードだと考えたからです。
 
そして、その後に、第1回のトークフレームとして一種のレジュメを提示しました。
 

 

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何故アニマンダラで 内巫女、内審神者を語るのか?

 

今回のシリーズは、

ありふれた
話題から(それは少ないけれど)深淵な話題まで

どこを切っても金太郎、の金太郎飴ように、

様々な話題の中で『感じる・考える / 内巫女・内審神者』が現れます。

 
 

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しかし、そもそも、アニマンダラは、


動物を中心とした生態系を一種の鏡として、人の精神構造とその存在を語るものでした。


ちょうどそれは占星術における星の代わりに、動物や生態系を参照するようなものです。



『感じる・考える/内巫女・内審神者』と動物の話が、どう繋がるのか。

実は『感じる・考える / 内巫女・内審神者』の対称性は、

人間と動物の関係と、フラクタルな構造的対称性を持っているのです。


 
生命進化のプロセスに置き換えると、

非言語的認識である “ 体認 ” を象徴する動物意識と

言語による人間の概念体系との対比になります。
 

 

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前シリーズのアニマンダラでは、

動物と人との境目にある言語 について度々語ってきました。

また、人間の中の人間意識「ヒト」の誕生の境 には、

" 言語空間の顕在化 " というのがあるというお話をしていました。
 

 
『感じる・考える / 内巫女・内審神者』は、ここと直接的な繋がりがあります。

言語空間の顕在化と、その先を描写するためのダイレクトなキー になっているのです。




間自身と、人間の中の動物意識を探求し、それを煮詰めると、


内巫女と内審神者の出会いと別れ、


そして未だ果たされていない、統合の物語が現れていく のでありました。




等化と中和、思形と感性

 

前シリーズでも、アニマンダラは、

生態系の中に人間存在を写し出す構造を読み解き、


様々なものと照らし合わせ、観てきました。



今回は、そんな中でも、『内巫女と内審神者の幸せな結婚』を読み解くために

ヌーソロジーの 等化と中和、思形と感性という概念 が、1つの役割を果たします。

ヌーソロジーを学ばれている人にとっては

このキーワードの理解が深まると思いますし

ヌーソロジーをご存知でない方にも、その概念が伝わるように

アニマンダラならではの、角度を変えた表現で解説をしました。

等化と中和、思形と感性を深く掴むことは、本シリーズの1つの課題でもあります。


 

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内巫女と内審神者の夢見へ

 

内巫女と内審神者の結合が生み出す子供。

それは、自己と他者の間に生まれ落ちる、世界 のことでもあります。



第1回の後半は、シャーマニズムな世界観と連動しながら

内巫女と内審神者の関係性が紡ぐ、創造世界のパターン軽く触れていきました。



シャーマニズムの世界には、夢見という概念があります。

夢見は、私たちの顕在意識、潜在意識、さらにその深層にある無意識が

相互に絡んで、それらが見た夢と、
創造世界の関係を紐解く概念です。



ポリネシアなどのシャーマニックな先住民の知恵を参考にすれば

この夢見には、内巫女と内審神者の関係が大きく影響しているそうです。

両者の関係が、内なる神の見る夢に影響を与え、

それが現象界の形成に、
創造の回路として大きな影響を与える・・・。

第1回は、その導入に触れて、終わりました。

 

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次回は、『感じる・考える / 内巫女・内審神者』の視点からみた夢見を

より掘り下げていくことを通し、空間と言葉、
空間と時間の関係を紐解き

アニマンダラにおける言語空間の顕在化(=情報空間)と

さらにその先に想定される、
2つの情報空間について

具体的なお話を展開することになると思います。




空間と言葉、空間と時間の関係を紐解き・・・

なんていうと、
難しそうに聞こえるかもしれませんが

ここでも『感じる・考える』の切り口から入りますし


また、様々な動物意識がガイドアニマルとして

臨場感を想起させるので、楽しめるのではないかと思います。

 


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ガイドアニマル・クジラ🐋

 

特に、2つの情報空間のところで、
 
メインのガイドアニマル・クジラたちが登場予定 🐳

 
 

アニマンダラでは、以前から水界と陸界の移動は、

次元の移動に相当するというお話をしてきました。



魚から両生類で、陸に上がり、陸の獣となり


陸をくまなく探索し、そしてクジラの段階で陸から海に戻った

クジラは次元の上昇と下降を象徴するシンボル として


以前、ブログにも投稿しています。

 

  

 
言語空間の顕在化を考えるに当たり、2019シリーズ第2回と第3回で

クジラを通し、今までになく、そのことについて考えてみたいと思います。


 
 
 ザトウクジラやシロナガスクジラ、シャチなど種による意識の違いや、
 
 
近年増えているクジラのストランディング(座礁)がどんな意識の反映なのか?

 

マッコウクジラがなぜダイオウイカを捕食するのか、
 
 
ダイオウイカが何を象徴しているのか?
 などなど…☆


 

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『海獣の子供』について

 
 

そして、アニマンダラで扱ってきたキーワードが多く散りばめられた、

映画『海獣の子供』。
 

www.youtube.comwww.kaijunokodomo.com

 
 

 

この映画は沢山のシンボルや象徴が隠されていますが

トーテムの概念や、言語空間の顕在化、

ホモ・アニマの方向性についての示唆が実は随所に見られ、

暗示されてもいます…☆
 
 

 あ、ちにみに今回のガイドアニマルが、クジラメディスンで

クジラの唄というキーワードを使っておりますが
 
この作品と被せたわけではありません。
 
 
 
シリーズレクチャーを発表した後に

妻が応募していた映画『海獣の子供』原作者や監督、クジラの研究者による

関連イベントへ招待されたり原作を読む機会があり、びっくりした次第。
 

偶然のシンクロ。
 

驚いたついでに、

 
 

本作と連動して、原作者や様々な知識人が登場し

『海獣の子供』の世界観を、別の視点で描いた、

単館上映の実写映画『トゥレップ~「海獣の子供」を探して~』
 
も、併せて観てきました。

  

www.youtube.comturep.kaijunokodomo.com


 
こちらも取り上げ、アニマンダラならではの

他では聞けないシンボル解析
なんかもしてみたいと思います~🐳🎬

 

 

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イベント情報

 

【日程】  第2回 2019年7月20日 (土)
 
【時間】  14:30 - 19:00 (14:00開場)
 
【参加費】   各回   4,500円
       全5回  20,000円           
※全回お申し込みの方で、欠席回はDVD補講が可能です。
 
【第2回会場】 江東区文化センター・美術室

(東西線・東陽町駅徒歩5分)アクセス  

【企画・主催】(株)アニマワークス

 

初めての方、途中参加も歓迎!

全回お申し込みの場合 既に終了している回と
以降ご欠席の回があれば その回のDVDが届きます📀

 

■ イベント特設ページは こちら

 

■ お申し込みページは こちら